自信過剰おやじ
”カズぼん”と”こーじ”が風邪のため本日は”あっくん”とふたり。
「あっくん、転校になったら困るん?」
私の転勤がきまり、それを知った”あっくん”は「転校しないといけないの?」と心配そうによめさんに訊いていたらしい。
「学校かわったらいやなん?」
転勤しても転居はないのだが、意地悪く質問を続ける。
「うーん、どっちでもいいけど・・・」
「あ、そう。転校してもいいんや。」
「・・・困る。」
「あ、そう。なんで?」
「なんでも。」
「じゃ、1番、友達と離れないといけないから。2番、好きな女の子と離れないといけないから。3番、好きな先生と離れないといけないから。何番?」
「1番、1番、いちばんだよ。」
「ああ、そう。じゃ、好きな女の子はいてないの?」
「そういうのはいたけど、悪口いってたから、いない。」
「え?”あっくん”の悪口ゆうてたん?」
「うん。」
「なんて?」
「なんとかおやじ。」
「おやじ?」
「あ、じしんかじょうおやじ」
なんということか。小学2年生、おそるべし。
「あっくん、自信過剰って?」
「知らん。」
「なんでいやなん?」
「おやじっていわれたのがいや。」
「自信過剰って、何か教えたろか。」
「えー、わからないけど、たぶん、地震、火事、おやじ?」
・・・・・・
同じような年頃のとき、近所のおばさんに「自信過剰や」といわれたことを思い出した。
あんまりいい意味ではないよなあ・・・・
「あっくん、なんか自分だけできたとき、自慢したりせんかった?」
「してないよ。」
「そうか・・」
「でもあとであやまってきたよ。」
「え?その女の子があやまってきたん?あっくんが文句ゆうたから?」
「ううん。」
「むこうからあやまってきたん?」
「そう。ほかの子にも悪口いってたけど、たぶんあやまったのはおれにだけ。」
「そのこかわいい?」
「え?なんで?」
「その子、すきなんちゃうん?」
「そんっなはず、ナイ!」
「ははーん。」
「ちがうよ!」
(以下略)
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